精神保健福祉士養成課程厚生労働大臣指定 教育訓練給付制度指定講座
精神保健福祉士養成課程(短期)
Psychiatric social worker

精神保健福祉士の受験資格を取得するための養成課程

精神保健福祉士養成課程

精神保健福祉士とは

精神障がい者の保健や福祉に関する専門的知識・技術をもって、精神障がい者の社会復帰のための相談援助を行う専門職のための資格。精神障がい者の社会復帰に関しての相談、病院などを退院後の住居や再就労の場などについての助言・指導、規則的な生活・金銭 の自己管理・その他に日常生活への適応のために必要な訓練、家庭や職場・学校との連絡調整や手続きなどを行います。
行政関係では、保健所の相談員や市町村職員として精神保健福祉に関する相談や個別訪問を行う仕事があります。

精神保健福祉士養成課程の特徴

  • 土・日・祝日を利用したスクーリング日程土・日・祝日を利用したスクーリング日程

    土・日・祝を利用したスクーリング日程で職場への負担を軽減できます。

  • 奨学金・提携教育ローンの充実奨学金・提携教育ローンの充実

    専門実践教育訓練給付制度や提携教育ローンが利用できます。

  • 通信教育科ポータルサイトでの学習の導入通信教育科ポータルサイトでの学習の導入

    いつでも、どこからでもレポートの提出や成績の確認ができます。

  • 国家試験合格率が高い国家試験合格率が高い

    第26回 精神保健福祉士国家試験

    合格率96.8%

  • 修了率が高い修了率が高い

    令和5年度 精神保健福祉士短期養成課程

    修了率93.4%

全国トップクラスの国家試験合格率全国トップクラスの国家試験合格率

修了生メッセージ

精神保健福祉士養成課程修了生
金澤さん

地域包括支援センターで働いていると「精神疾患があって周りが迷惑をしているので入院させたい」という相談を受けることがあります。そのような時、精神保健福祉をきちんと学ぶ必要があるのではないかと常々思っていました。
常勤で働きながら、レポート、スクーリング、実習(精神科病院・就労B型・オンライン実習)をするのは大変でしたが、新しい知識を得たり、知らない世界を知っていったりするのに夢中で、毎日があっという間に過ぎていきました。学んでいる中で、「精神疾患のある人も当然生活をする権利がある」「医療機関との連携の方法はこうすればスムーズだった」「精神科病院に入院して治療を受けてもらうことが目的ではなくその先の生活を考えることが大切だ」など新たな視点や考えが生まれたことはとても貴重な体験でした。
この9か月間は自分の人生や今までの仕事を見つめなおす時間でもありました。通信課程は孤独だと思われがちですが、担当の先生はいつも親身になって支えてくれ、国家試験に合格した時はすぐに先生に報告しました。その日のうれしさを忘れず、これからも学び続けていきたいです。

スケジュール(短期養成課程)

学習スケジュール

学期 レポート スクーリング 国家試験対策
4
【入学】
1学期 1学期 7科目
7レポート
6月30日締切
5科目6レポート    
5 1学期 5科目6レポート    
6 1学期 5科目6レポート 第1回スクーリング  
7 2学期 2学期 8科目
8レポート
9月30日締切
7科目8レポート    
8 2学期 7科目8レポート    
9 2学期 7科目8レポート 第2回スクーリング  
10 国家試験
対策期間
国家試験対策期間     国試対策講座
国家試験模擬試験
11 国家試験対策期間     国家試験模擬試験
12
【修了】
国家試験対策期間      
1 国家試験対策期間      
2 国家試験対策期間     ≪国家試験受験≫
3 国家試験対策期間     合格発表

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2025年度スクーリング日程

ソーシャルワーク実習

本課程入学時(2025年4月1日)に指定施設において相談援助業務の実務経験を1年以上有していない方は、ソーシャルワーク実習の履修が必要です。

『ソーシャルワーク実習Ⅰ』(60時間)が免除される方

・4年制大学や養成機関等において精神保健福祉士養成課程の「ソーシャルワーク実習」(精神保健福祉実習)を履修した者

・4年制大学や養成機関等において介護福祉士養成課程の「介護実習」を履修した者

『ソーシャルワーク実習』が60時間免除される方

・ 社会福祉士の「相談援助実習」または「ソーシャルワーク実習」を履修した者

『ソーシャルワーク実習』が免除される方については以下にご注意ください。

・ 入学後に記載内容が事実に反していることがわかり、実習免除が不可能になったり国家試験の合格が無効になっ たりした場合は、本課程ではその責任は負いかねますのでご了承ください。


・ 入学申し込みの際、『実務経験証明書』と『相談援助の実務経験申告書』の提出が必要です。


◎ソーシャルワーク実習の流れ(実習が必要な方のみ)

1  入学年の面接授業(実習指導)にて、実習に関する指導をするため原則として、実習指導を受講する以前に 実習を行うことはできません。実習は 2025年6月下旬~11月下旬の期間に実施します。


2 実習時間数は以下の表のとおりとなります。


実習先 実習が必要な方 社会福祉士の「相談援助実習」を履修している方
医療機関

7月中旬~9月末

90時間(約2週間)

地域事業所

120時間(約3週間)

60時間(約2週間)

合計

210時間(約5週間)

150時間(約4週間)


なお、実習日程につきましては、実習を希望する指定契約施設と調整の上、決定した後通知します。
希望した期間内に2ヶ所の実習を終了したいなど希望に添えないことがあります。ご自宅の近くで調整はします が、必ずしも地元にある指定契約施設で行えるとは限りません。ご了承ください。
また、医療機関実習(約2週間)と地域事業所実習(約3週間もしくは約2週間)は、それぞれ連続して行い、 2ヶ所の実習は約1ヶ月間実習の期間をあけます。


3 実習時には、実習指導員が巡回し、実習指導を行います。


4 実習終了後、面接授業(実習指導)にて事後指導を実施し、実習のまとめを行います。


 ※ 首都圏(一都三県)以外にお住まいの方で実習の履修が必要な方は事前に説明会やお電話等でお問い合わせください。

カリキュラム

学期 授業科目
第1学期
(4月1日~6月30日)
第2学期
(7月1日~9月30日)
  • 精神医学と精神医療①②
  • 現代の精神保健の課題と支援①②
  • 精神保健福祉の原理①②
  • ソーシャルワークの理論と方法①②
  • ソーシャルワークの理論と方法(専門)①②
  • 精神保健福祉制度論
  • 精神障害リハビリテーション
  • ソーシャルワーク演習①②③
第2学期
(7月1日~9月30日)

※ソーシャルワーク実習(対象者のみ)、ソーシャルワーク実習指導(対象者のみ)

入学試験要項

課程 精神保健福祉士短期養成課程
定員 150名(うち推薦入試枠:30名)
修業期間 9カ月 ※1 
2024年4月~2024年12月末
募集地域 全国
選考方法 推薦入試、一般入試:小論文+書類審査
入学選考料 10,000円
入学試験日程 詳細はこちら
スクーリング会場 東京都清瀬市(最寄駅:西武池袋線 清瀬駅)
スクーリング日数

実習が不要な方

<8日間>

2025年
  6月6日(金)~9日(月)
  9月13日(土)~16日(火)

実習が必要な方

<10日間>

2025年
  6月6日(金)~10日(火)
  9月13日(土)~16日(火)
  11月23日(日)

レポート提出数 15本
レポート提出方法 「通信教育科ポータルサイト」(インターネット)または「手書き」から選択可

※1 レポート科目の学習(提出)は9月中に終え、翌年2月の国家試験に向けて対策講座や模擬試験のサポートがあります。

出願資格

出願資格区分 内容
出願資格区分 A 福祉系4 年制大学において基礎科目を修めて卒業した者
出願資格区分 B 福祉系3年制短期大学等において基礎科目を修めて卒業した者(夜間・通信課程を卒業した者を除く)で、実務経験が1 年以上ある者
出願資格区分 C 福祉系短期大学等において基礎科目を修めて卒業した者で実務経験が2年以上ある者
出願資格区分 D 社会福祉士登録者である者(2025年3月取得見込含む)

出願書類

  推薦入試 一般入試
出願資格区分 A B C D A B C D
入学申込書
志望動機書
小論文
推薦書
基礎科目履修証明書
社会福祉士の
登録証(写し)
実務経験申告書
実務経験証明書 ※1
大学・短大等
卒業証明書 ※2
戸籍抄本 ※3
実習配属調査票 ※4
実習生個人票 ※4
社会福祉士の
「相談援助実習」の
履修証明 ※5

●:必須 ▲:対象者のみ -:不要

※1 2025年3月末までに実務経験の条件を満たす場合、受験時には実務経験(見込)証明書を提出し、入学後に再度、実務経験証明書を提出していただきます。
※2 卒業見込みの場合は卒業後、本課程へ卒業証明書を提出していただきます。
※3 各種証明書の氏名と現在の氏名が異なる場合のみ提出が必要です。
※4 実習が必要な方は提出していただきます。
※5 社会福祉士の「相談援助実習」を履修している方は実習時間が60 時間免除されます。

学費・奨学金等

学費

実習
必要の方
(210h)
実習
必要の方
(150h)
実習
不要の方
入学金 30,000 30,000 30,000
授業料 140,000 140,000 140,000
面接授業
参加費
50,000 50,000 50,000
実習費 250,000 180,000 0
保険料 4,000 4,000 4,000
合計 474,000 404,000 224,000
  • 授業料などの納入は、一括納入になります。
  • 提携教育ローンのお申し込みが可能です。
  • 教科書は、授業料とは別に購入していただきます。
  • ※社会福祉士の「相談援助実習」を履修している方は、実習費が180,000円となります。

奨学金関係

精神保健福祉士養成課程では、以下の制度や提携教育ローンが利用できます。

専門実践教育訓練給付制度

働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援するため、教育訓練受講に支払った費用の一部を支給する制度です。

指定番号

精神保健福祉士短期養成課程(要実習)
1310158-1710021-7

精神保健福祉士短期養成課程(要実習・60時間免除)
1310158-2310031-0

精神保健福祉士短期養成課程(実習免除)
1310158-2310041-2

給付額

受講者が支払った教育訓練経費のうち、50%を支給。更に、受講修了日から一年以内に資格取得等し、被保険者として雇用された又は雇用されている等の場合には20%を追加支給(合計70%)

精神保健福祉士短期養成課程における給付額(昨年度参考)

課程 学納金
(保険料除く)
給付金額
在学中
(50%)
修了後
(20%)
合計
(70%)
精神保健福祉士
短期養成課程
実習
不要
220,000 110,000 44,000 154,000
実習
必要
(150h)
400,000 200,000 80,000 280,000
実習
必要
(210h)
470,000 235,000 94,000 329,000

利用申請は入学の1か月前までに、各自ハローワークで行なう必要があります。
申請の詳細についてはこちらのホームページをご確認ください。
専門実践教育訓練の手続きについて
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_education.html

通信教育科「提携教育ローン」

入学予定者の入学時納入金の一時的な経済的負担を軽減することを目的とした、ローンです。一般の「教育ローン」とは異なり、「受講生」「学校」「銀行」の三者間での契約となるため、様々なメリットがあります。また、本課程では以下の提携教育ローン会社を利用することができます。

・株式会社オリエントコーポレーション「学費サポートプラン」
・SMBCファイナンスサービス株式会社「セディナ学費ローン」

このローン制度は学生及び保護者の学費負担をサポートするものであり、ご利用は任意となります。
ご利用の際は、契約内容をよく理解した上でお申し込みください。